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検索=文化の時代

鼻歌で曲名や歌手名を検索して教えてくれる(日本語版が公開)。そこまで検索するか、と驚くが、鼻歌をデータベース化して世界中の「音楽のWikipedia」を目指すのだというから壮大だ。

日本では携帯が重要な市場という。こういうことで、携帯でも検索の流れが、ますます大きなものになっていくのだろう。


日経ビジネスオンラインの「Webと広告の未来」特集のなかで、Jストリームの白石清社長がこんなことを言っている。

テレビや新聞は「集客メデイア」だが、ウエブは「説得メデイア」で「役割が異なる」。
ウエブについては、「マス広告のみだったPRの枠組みが広がって、自社を、消費者に分かってもらえる効果的なチャネルが現れた」ととらえたらいい。

「サイトに訪れた人をもてなしを通じ説得する」

白石社長は「お客様がウエブサイトから企業イメージや商品イメージを汲み取っていく流れはもはや止めようがない」と述べ、いかに自社サイトを有力な「説得メデイア」として活用するかが重要と指摘している。


ということは、当然、膨大な量のサイトからいかに自社サイトに呼び込むか。サイトへの入り口になる検索ワードの選定や検索対策もまた広告上、重要になるということだろう。


ところで、「居眠り磐音(いわね) 江戸双紙」をご存知でしょうか。時代劇ファンなら先刻ご承知の大人気小説のシリーズ(双葉社、22巻で500万部超)。7月からNHKで「木曜時代劇 陽炎の辻」のタイトルでドラマ化され、山本耕史、中越典子で、視聴率も12-13%を稼いでいる。

このサイト、22巻のあらすじや著者・佐伯泰英氏のインタビューなどで「居眠り磐音」の全体像がわかるものになっている。NHKのドラマ化というタイミングをとらえて、サイトへの誘引も高めようと、実は検索ワードを前面に押し出した「ニュースペース」を産経新聞の文化面などに集中的に掲載するという連動作戦(検索対策もあわせて)を実施した。


これが有効だった。サイトへのアクセス数およびクリック率も予想以上に増加。サイトを通じて「もてなし説得して」、ファン層を広げたのは間違いない。

(検索ワードは「居眠り磐音」)
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代表取締役社長 岳中 純郎
代表取締役社長 岳中 純郎

産経新聞社で社会部記者のあと、朝刊編集長などを経験。その後、畑違いの総合企画室、総務局で仕事をし、2008年6月からニュースペース・コム社の社長。これまでの職業経験からいえば、これも予想外の展開。しかし、広告業界、それもクロスメデイアを標榜する世界に足を踏み入れて、いろいろと勉強しながら、結構楽しんでいます。

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