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ネット開放性ゆえの閉鎖性

名古屋の女性拉致・殺害事件について書いたところ、アップした途端に続報が掲載された。サイトの有害性や問題性が指摘されるのは当然のことだろう。


ここでは繰り返さないが、ネットのオープンでフラットな特質そのものが自己本位の閉鎖性を生むのだということは指摘しておきたい。犯罪ー有害ー規制という流れはこれはこれで必要だが、それだけではなかなか片付かないというところが難しい問題なのだ。


リアルとバーチャルという関係は、行き来自在という関係ではない。しかし、自分への執着だけに実感があって、社会や他人の存在感が極度に希薄で、何でも可能だという幻想をたやすく生むところでは、バーチャルからリアルへすっと移行してしまうのではないか。

リアルとバーチャルの間には、ズレがあり差異があり、障害や障壁が横たわっている。少なくとも、両者の間がもっとよく見えるようになり、バーチャルはバーチャルで完結するというのではなく、相互の間でもっと交換(クロス)が行われないと、ネット社会というのは成熟していかないのではないか。
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代表取締役社長 岳中 純郎
代表取締役社長 岳中 純郎

産経新聞社で社会部記者のあと、朝刊編集長などを経験。その後、畑違いの総合企画室、総務局で仕事をし、2008年6月からニュースペース・コム社の社長。これまでの職業経験からいえば、これも予想外の展開。しかし、広告業界、それもクロスメデイアを標榜する世界に足を踏み入れて、いろいろと勉強しながら、結構楽しんでいます。

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