「昭和の生き証人」「昭和の参謀」などといわれた瀬島龍三氏が逝った。大本営参謀、シベリヤ抑留について「歴史的事実を語ってほしかった」という見方がある一方で、著書「幾山河」などでしかるべき戦争の総括はきちんとなされている、という見方もある。
作家の保坂正康氏は、口を閉ざしたのは「軍官僚としての本分であったのかもしれない」と述べている(産経新聞)が、戦争をめぐる個人の体験としては、語るに語れない思いもあったのではないか。それは軍エリートの瀬島氏に限らず、多くの兵士にもあったことだ。
それにしても「昭和は遠く」の思いがする。若いころ「明治は遠くなりにけり」といわれてもピンとこなかったが、昭和は遠く、は実感だ。瀬島氏とは生きた領域がまったくことなるが、美空ひばりもまた昭和史そのものだった。
今年は美空ひばり生誕70周年で、また盛り上がったが、亡くなってもう18年である。昭和63年の東京ドームでの「不死鳥」公演は、まさに昭和の終わりの最後の輝きであった。
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昭和は遠く、か
2007年09月05日 10:12 | パーマリンク | コメント(0) | トラックバック(0)
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産経新聞社で社会部記者のあと、朝刊編集長などを経験。その後、畑違いの総合企画室、総務局で仕事をし、2008年6月からニュースペース・コム社の社長。これまでの職業経験からいえば、これも予想外の展開。しかし、広告業界、それもクロスメデイアを標榜する世界に足を踏み入れて、いろいろと勉強しながら、結構楽しんでいます。
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