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新聞協会が福井で会合

新聞広告の在り方を考える日本新聞協会主催の第46回全国新聞社広告責任者会議は15、16の両日、福井市の福井ワシントンホテルで開かれた。同協会に加盟する全国の新聞社と広告代理店66社の約200人が一堂に会し、事例発表や討論を通じて、消費者の視点から新聞広告の未来像を探った。  福井県での開催は1993年の第32回会議以来、14年ぶり2回目。同協会広告委員会の田村勲委員長は「メディアを取り巻く環境は変化している。広告主のメディア選択が厳しくなる中、新聞の信頼性をアピールしニーズに応えていこう」とあいさつ。開催地の代表として福井新聞社の吉田哲也社長が「今こそ消費者、生活者、顧客の視点に立った広告づくりが必要。読者の信頼を基に各社の経験、協力があれば新たなスタート、発展ができる」と期待を寄せた。また、西川知事が歓迎のあいさつを述べた。  事例発表では、福井新聞社の杉谷貢一広告部長が、第27回新聞広告賞を受賞したシリーズ広告「ふくい未来力検定」の取り組みを紹介した。  検定問題形式の企画意図について「従来の就職支援企画とは違う切り口で、企業紹介ができないかと考えた」と説明。新聞本紙、タブロイド紙、ホームページを組み合わせることで想像以上の反響があったとし、「新聞広告からの問題提起、社会性、話題性の提供ができるのではないか」と訴えた。  複数の媒体を組み合わせる「クロスメディア」をテーマにした討論では、明治学院大経済学部の清水聡教授が進行役を務め、新聞広告の方向性を探った。「新聞は生活者の手元に届いているメディア」との意見で一致、「メディアが多様化し、役割が変わっていることを認識した上で他メディアとの連携を」などと新たなチャレンジを呼び掛けた。  同協会加盟社を対象にした「新聞広告に関する論文・感想文」の入賞者の表彰式が行われ、論文部門は読売新聞東京本社の山田恵美子さん、感想文部門は西日本新聞社の小泉明奈さんが最優秀賞に選ばれた。  記念講演では、県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館の青木豊昭館長が「激動の時代を開く 継体天皇即位千五百年と越前」をテーマに話した。  なお福井新聞社は、会場の福井ワシントンホテルに移動編集車「風の森号」を派遣、特別号外を制作・発行、会場内の参加者に配布した。 【新聞情報社 】

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