大学生意識調査まとまる
2007/12/10 更新
東京広告主協会が全面支援し、1995年から毎年実施している大学生意識調査プロジェクト(FUTURE)の調査発表会が11月30日に、東京・銀座の電通銀座ビルで行われた。今年で13回目を迎えるこのプロジェクトは、首都圏の大学でマーケティングを学んでいる大学生によって結成されたメンバーによって行うもので、企画・実施・分析など一連の作業を全て、大学生自らが行っている。
今回、テーマとした「大学生の日常生活におけるマナー」について、プロジェクトでは、「モラルやマナーの低下が日本社会の大きな問題となって久しく、さらに近年はその対象領域も公共の場だけではなく、インターネット上でにまで広がりつつある。
こうした環境のなか、大学生はこの問題をどう認識し、実際にマナーをどの程度守って学生生活を送っているのか。この調査では、1999年に実施した同様の調査結果と一部比較しながら、現在の大学生の日常生活におけるマナーに関する実態と調査を探ることを目的とした」と説明している。
調査期間は、7月11日から23日。調査方法はアンケート自記入法で、上智、成蹊、専修、東洋、早稲田の各大学に所属する大学1年生から4年生の男女が対象。有効回収数は946票で、このうち800票を集計対象とした。
調査結果では、以前に比べて、世の中のマナーが変化したかについて「悪くなった」と答えた人が52・6%、「良くなった」と答えたのは8・1%だった。悪くなったと思う理由の上位は、1位「電車内(iPodなどのMP3プレーヤや携帯ラジオの音漏れ、飲食、席を譲らない等)でのマナーが悪化したから(103人)」、2位「携帯電話の使用が増えたから(62人)」だった。
一方、改善された点については、1位「タバコに関するマナー(歩きタバコ、路上喫煙、ポイ捨ての減少/携帯灰皿を持つ人が増えた)が向上したから(30人)」という結果になった。加えて、普段マナーをしっかりと守っているかについては、「守っていると思う」と答えた人は83・8%に達した。
また、「携帯灰皿さえあれば、どこでもタバコを吸うことができる」が80・9%、「レポート作成時にインターネット上の資料を、出典を明記せずに引用すること」が68・6%、「授業中に携帯電話で、メールをしたりゲームをする」が57・6%、「カメラ付携帯ゲーム機(任天堂DSやPSP等)をすることが」が9・6%という結果になった。
家庭でどの程度「しつけ」に関して厳しく育てられたかについては、「厳しく育てられた」と回答した人が73・6%、小中学校で「マナー」に関する十分な教育を受けたかという設問に「受けた」と答えた人は52・1%だった。さらに、まわりの“空気が読める”タイプについては、「そう思う」と答えた人が66・8%だった。日常生活において“空気を読むこと”は重要かについて「重要である」と答えた人が90・3%。その理由の上位は、1位「人間関係/コミュニケーション/物事を円滑にするため(254人)」、2位「回りに不快感を与えない/迷惑をかけないため(85人)」という結果となった。
プロジェクトでは、以上のような調査結果から、現在の大学生は以前に比べ、マナー意識は向上、行動面でもそれが現れているが、マナーを守る基準やモチベーションGが変わったと指摘している。
以前は、自己中心的なわがままによる自己基準によるマナー遵守だったが、現在は人の目や他人の反応といった他人基準によるマナー遵守に変化。その背景には、“空気を読む”という彼らのコミュニティーの中に存在する独自の行動基準が大きいとしている。
プロジェクトでは、周りの空気を読んで自身の体裁を保ち、さらにはポジティブな印象を得ようとマナーを守っていることも明らか。こういった意識を持った大学生ならではのマナー観を「マナーのタブーはKY(空気よめない)、親しき仲にも空気あり」とまとめている。【提供:新聞情報社】
今回、テーマとした「大学生の日常生活におけるマナー」について、プロジェクトでは、「モラルやマナーの低下が日本社会の大きな問題となって久しく、さらに近年はその対象領域も公共の場だけではなく、インターネット上でにまで広がりつつある。
こうした環境のなか、大学生はこの問題をどう認識し、実際にマナーをどの程度守って学生生活を送っているのか。この調査では、1999年に実施した同様の調査結果と一部比較しながら、現在の大学生の日常生活におけるマナーに関する実態と調査を探ることを目的とした」と説明している。
調査期間は、7月11日から23日。調査方法はアンケート自記入法で、上智、成蹊、専修、東洋、早稲田の各大学に所属する大学1年生から4年生の男女が対象。有効回収数は946票で、このうち800票を集計対象とした。
調査結果では、以前に比べて、世の中のマナーが変化したかについて「悪くなった」と答えた人が52・6%、「良くなった」と答えたのは8・1%だった。悪くなったと思う理由の上位は、1位「電車内(iPodなどのMP3プレーヤや携帯ラジオの音漏れ、飲食、席を譲らない等)でのマナーが悪化したから(103人)」、2位「携帯電話の使用が増えたから(62人)」だった。
一方、改善された点については、1位「タバコに関するマナー(歩きタバコ、路上喫煙、ポイ捨ての減少/携帯灰皿を持つ人が増えた)が向上したから(30人)」という結果になった。加えて、普段マナーをしっかりと守っているかについては、「守っていると思う」と答えた人は83・8%に達した。
また、「携帯灰皿さえあれば、どこでもタバコを吸うことができる」が80・9%、「レポート作成時にインターネット上の資料を、出典を明記せずに引用すること」が68・6%、「授業中に携帯電話で、メールをしたりゲームをする」が57・6%、「カメラ付携帯ゲーム機(任天堂DSやPSP等)をすることが」が9・6%という結果になった。
家庭でどの程度「しつけ」に関して厳しく育てられたかについては、「厳しく育てられた」と回答した人が73・6%、小中学校で「マナー」に関する十分な教育を受けたかという設問に「受けた」と答えた人は52・1%だった。さらに、まわりの“空気が読める”タイプについては、「そう思う」と答えた人が66・8%だった。日常生活において“空気を読むこと”は重要かについて「重要である」と答えた人が90・3%。その理由の上位は、1位「人間関係/コミュニケーション/物事を円滑にするため(254人)」、2位「回りに不快感を与えない/迷惑をかけないため(85人)」という結果となった。
プロジェクトでは、以上のような調査結果から、現在の大学生は以前に比べ、マナー意識は向上、行動面でもそれが現れているが、マナーを守る基準やモチベーションGが変わったと指摘している。
以前は、自己中心的なわがままによる自己基準によるマナー遵守だったが、現在は人の目や他人の反応といった他人基準によるマナー遵守に変化。その背景には、“空気を読む”という彼らのコミュニティーの中に存在する独自の行動基準が大きいとしている。
プロジェクトでは、周りの空気を読んで自身の体裁を保ち、さらにはポジティブな印象を得ようとマナーを守っていることも明らか。こういった意識を持った大学生ならではのマナー観を「マナーのタブーはKY(空気よめない)、親しき仲にも空気あり」とまとめている。【提供:新聞情報社】





























