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ADKは増収増益に

2008/02/21 更新

 アサツーディ・ケイ(ADK)の12月期(19年1月~12月)連結決算は、売上高4350億1100万円(前年同期比3・6%増)、営業利益71億3400万円(同11・6%増)、経常利益89億6000万円(同0・5%増)、純利益53億5000万円の増収増益で推移した。  主力の広告事業のうち新聞広告は、新規広告主の増加や広告枠の確保等に努めたが、金融・保険、自動車・関連品業種の大手広告主からの出稿減少額を埋め合わせすることができず、売上高は341億5700万円(同3・6%減)と落ち込んだ。  雑誌広告では、雑誌本部から独立させて体制強化を取り組むとともに雑誌広告への出稿が多い新規広告主の獲得に成功し、ファッション・アクセサリー業種からの大量出稿や化粧品・トイレタリー業種からの堅調な出稿を要因に、売上高は284億円(同30・8%増)となった。  テレビ広告では、利益率の改善をテーマに採算性を重視した営業活動を推進。番組提供広告で、取扱高が大きい金融・保険業種からの縮小が続き、買切番組の販売も伸び悩んだ結果、前期の売上高を下回ったが、利益面では増益を達成した。スポット広告は、市況のダウントレンドが続いたものの、化粧品・トイレタリー業種の広告主との取引が大幅に拡大したほか、外食・各種サービス、情報・通信等の業種からの活発な出稿が下支えとなり、売上高、売上総利益ともに前期を上回った。特にアニメコンテンツ部門では、アニメ配信サイトの積極的な運営等作品のデジタル化やアーカイブ化による収益向上、「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」のアジアでの販売強化、創立50周年記念企画である「ピアノの森」の製作等に注力。一部有力作品の欧米での売上が下落した影響等により、前期の業績を下回り、部門全体で1779億6500万円(同1・1%減)となった。  ラジオ広告部門は、ラジオ広告市場全体の低迷が続くなかで、プロ野球ナイターセールスの拡大と新規広告主の開拓に着手。シェアが大きい自動車・関連品業種の大手広告主の予想削減による出稿の減少を情報・通信、化粧品・トイレタリー業種からの出稿で補い、売上高は44億5300万円(同6・2%増)と伸びた。  一方、デジタルメディア広告部門では、既存のメディアやプロモーション活動とインターネット・モバイル広告との相互連携が重視される中、広告主のニーズに対応したインターネットをコアとするコミュニケーションプランの立案に取り組むと同時に媒体社との関係強化にも努めた。売上面では趣味・スポーツ用品、薬品・医療用品業種からの出稿増加により、売上高は135億600万円(同8・0%増)となった。  また、OOHメディア広告では、交通広告、スペース広告を中心に、キャンペーン連動型・クロスメディア型企画の提案や店舗などのインストア・メディアの開発等に取り組んだ。売上総利益は前期を上回ったが、化粧品・トイレタリー業種の広告主による大型キャンペーンが終了した反動と情報・通信業種からの受注が減少した影響で、売上高は115億9200万円(同3・3%減)となった。  なお、ADKでは次期の連結決算として、売上高4455億円、経常利益96億5500万円、純利益54億円を予想している。【提供:新聞情報社】

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