古紙から割り箸を生産
2008/02/25 更新
回収された古紙の中には特殊な加工がされていたり、リサイクルを繰り返して質が悪くなったために、紙として再生が難しいものがある。こうした紙を別の製品や材料として生かそうという試みが広がっている。
環境型社会を目指すニシキ(佐賀県鳥栖市)は、世界で初めて再生紙および天然素材を使用した『割り箸』の開発に成功した。
この箸は、新技術・新技法の射出成形によって、食事で利用するに十分な強度と機能性を備え、使用後は残飯と一緒に生ゴミとして肥料作りに使うことができる。まさに環境を考えた地球に優しい商品となっている。
ニシキが再生紙を原料にした割り箸に着目したのは1999年。国内で販売されている割り箸のうち、「約9割を占める輸入品は大半が森林伐採した製品。環境保護の観点から、紙の割り箸の潜在需要は大きい」と研究を開始、佐賀県工業技術センターの協力を得て、ようやく試作品が完成した。
このニシキの割り箸は、2005年度の愛・地球博のレストランでテスト使用された。原料が再生紙であるため何度でもリサイクルでき、また、生ゴミと一緒に廃棄しても分解される。こうした、人と自然にやさしい製品が受け入れられた。【提供:新聞情報社】





























