広がるハッピーニュースの輪
2008/04/10 更新
日本新聞協会は3日、「HAPPY NEWS 2007」の表彰式を東京・内幸町のプレスセンターホールで開いた(5日付で一部既報)。大賞に輝いた多久和勲さんには30万円相当の記念品、「HAPPY NEWS PERSON」の森島豊さんには、「HAPPY」の文字をかたどった表彰盾が、プレゼンターのタレント、眞鍋かをりさんから贈られた。
式典の冒頭、審査委員長で協会の新聞メディアの強化に関する委員会・滝鼻卓雄委員長(読売東京本社会長)があいさつ。取り組みがテレビの情報番組で取り上げられたり、書籍が刊行されるなど、「会を重ねるたびに、広がりのあるキャンペーンに成長している」と話した。
また、石川県の中学1年生の行いを取り上げ、2005年度の大賞を受けた「ごみ出しまかせて」の記事が、08年度の小学6年生向け道徳副読本に採用されたことを紹介。「小さかった『HAPPY NEWS』の輪が、どんどん広がっている」。
過去最高の応募者のうち半数以上が高校生以下だったことについて、「毎年、若い人の応募が増えている。若い人は新聞を読まなくなった、活字から離れていったとよく言われ、新聞界にいる者として心配しているが、この状況を見る限り、若い人も新聞をしっかりと読んでもらっているとうれしく感じている」と話した。
「HAPPY NEWS大賞」は、兵庫県の多久和勲さんから応募のあった、毎日新聞08年1月17日付朝刊に掲載された記事「父の背追い消防士に」のついて書いた「親子の笑顔、心に灯」という作品。阪神大震災直後、家族を残して救助活動に向かった、消防士の父親に反発を感じていた息子が、高校の授業などを通じ、父親の思いを理解。自分も消防士になったエピソードだ。
震災当時、兵庫県の警察官だった多久和さんは、「危険性の大きい職業をあえて選んだ息子と、動機付けをしたことになる父親の、写真に見るすばらしい笑顔。心の中に明るい灯のともる思いのした記事」と書いた。
一方、「HAPPY NEWS PERSON」の森島さんは、「80点取ったらコロッケ2個」(朝日新聞07年12月13日付朝刊)の記事に登場した。6年ほど前から店頭に「高校生諸君 テスト80点以上にコロッケ二ケ呈上 一生懸命頑張ってネ…」という檄文を張り、地元高校生を応援している。
「HAPPY NEWS」の内容は、協会発行の「HAPPY新聞」4号に掲載されているほか、後日、単行本として出版される。
【提供:新聞情報社】





























