日経BP、平田社長が会見
2008/04/14 更新
日経BP社は2日、東京・港区白金高輪の本社ビルで記者会見を開催。3月28日に新たに就任した平田保雄社長のほか、日経ホーム出版の現社長で生活情報グループ統括の金子隆夫氏、経営情報グループ統括の小浜利之常務、技術情報グループ統括の古沢美行常務、クロスメディア本部長の渡辺洋之執行委員の5氏の役員が出席した。
冒頭、あいさつに立った平田社長は7月1日に実施される日経ホーム出版との経営統合に触れ、「ますます出版業界を取り巻く環境は厳しくなってきた。今回の経営統合では、基礎的な体力をさらにつけて、時代と戦っていくことを趣旨とした。この会社の大きな経営柱は雑誌を定期的に刊行すること、これまで通り直販誌、市販誌の週刊誌・月刊誌を中心に事業展開していくが、新会社では、出版事業に、ネットとセミナーを加えた3本柱として、事業拡充を図っていく」と述べ、「従来の縦割りの雑誌作りではダメ。新会社では、これまでホーム出版で扱ってきた日経トレンディや日経ウーマンなどを生活情報グループの中核にするなど、組織の再編を統合する7月1日から積極的に行っていく」と抱負を述べた。
7月1日に誕生する新会社は、「日経BP社」の名称の残した形で事業展開していくが、①日経ビジネスを中核とした経営情報グループ、②技術系情報雑誌を中心とした技術情報グループ、③従来、日経ホーム出版発刊してきた各雑誌とパソコン誌で構成する生活情報グループに再編、④それぞれのグループと縦軸でインターネットを繋げる組織として、クロスメディア本部を新設する。
会見では、平田社長のあいさつに続き、各グループ統括から今年度の事業について説明。昨年から英語版も刊行されている「日経不動産マーケット情報」や2009年を目途に海外展開を予定する「日経エレクトロニクス」などの事業展開についても紹介された。
続いて、渡辺本部長が「クロスメディア戦略の最新状況」について説明した。同社の主要サイトは、スタート当初の2005年の5サイトから、2007年10月時点で18サイトまで増加。アクセス数も同年6月に1億PV(ページビュー)を突破し、広告売上の実績でも同年には50億円を越え、2008年には60億円台を見込む規模となっている。渡辺本部長は、「2010年までに100億円のネット売上に到達したい」という意気込みを覗かせた。
【提供:新聞情報社】





























