毎日広告デザイン賞贈賞
2008/04/24 更新
毎日新聞社は17日、東京・港区の東京プリンスホテルで「第75回毎日広告デザイン賞」と「2007毎日デザイン賞」の贈賞式を開催した。毎日広告デザイン賞「一般公募・広告主課題の部」の最高賞はサントリー「BOSS」の30段・カラー広告。このほか各部門で優秀賞、奨励賞など計83作品が表彰された。毎日デザイン賞には、日本郵政や資生堂の広告を手がけた永井一史さん(HAKUHODO DESIGN社長)と「横浜ベイクォーター」や「サンストリート亀戸」などのまちづくりの企画・設計を行った北山孝雄さん(北山創造研究所代表)、特別賞には、「デザインコレクション売場」を設置するなど、50年以上にわたってデザインの啓蒙活動を行ってきた松屋銀座が選ばれた。
あいさつに立った毎日の北村正任社長は「毎日新聞は明治5年から、報道と論評を通じてジャーナリズムを担ってきた。文化事業にも力を注ぎ、いち早くデザインに着目。表彰を開始したのも、その一端だ」と語り、両賞の来歴を振り返った。また、「より一層、新聞広告を利用して、広告を活性化して欲しい。われわれも斬新なアイデアで広告、デザインに貢献していきたい」と述べ、受賞者を祝福した。
サントリー「BOSS」の紙面広告を制作し、広告デザイン賞で最高賞の経済大臣賞に輝いた大星拓也・アートディレクター((株)ズームデザイン)は「コピーライターとファミレスでアイデアを出し合った。缶コーヒーは庶民の飲み物。日々、汗を流して働いている人たちを応援できればと思う」と受賞の感想を語った。
「一般公募・広告発言の部」で最高賞の毎日新聞社賞に輝いたのは、戦争の記憶が薄れ、平和な日本を満喫する若者に警鐘を鳴らす広告「ボケないで、若者。」(14段)。制作者の大森友里加さん(名古屋外国語大学在学中)は「わたしは、祖父からガダルカナル島での戦争体験を聞きました。戦争のことを知ろうとしない若者が増えているが、次の世代にも戦争の事実を伝えたい」と語った。
このほか、旭化成の企業広告(30段カラーなど)が「広告主参加作品の部」で最高賞を受賞した。
一方、毎日デザイン賞に輝いた2人は、「デザインの本質はモノの中心をつかむこと。チャンスを与えてくれたクライアントに感謝している」(永井)、「まちづくりの手助けとして、実際に設計を行う建築家などにアドバイスをしてきた。これらの活動が今につながっている」(北山)とコメントした。
両賞の最高賞受賞者にはそれぞれ、賞状と賞牌・賞金(経済大臣賞、毎日新聞社賞200万円、その他各100万円)が贈られた。
【提供:新聞情報社】





























