リクルートがテレビ番組フリペ発行
2008/05/07 更新
リクルートこのほど、週間テレビ番組情報(毎週土曜発行)を媒体としたフリーペーパーを発刊、本格的な折込事業に乗り出した。媒体名は「タウンマーケットティーヴィー」。媒体サイズはタブロイド版全ページカラーの16ページ。内容は土曜から金曜までの1チャンネルから12チャンネル、NHKの衛星放送番組と番組解説を掲載している。
発刊第1号は東京都町田市と神奈川県相模原市。両市とも折込需要の高い地域として知られているが、今後は大都市圏を中心に地域を選別しながら全国展開していくものと予想される。
読者は会員制で募集は手配りで募っていく方法を採用している。会員数は現在町田、相模原市で2万人から3万人前後と言われている。配送はヤマト運輸によるクロネコメール便で媒体と折込はビニールシートで封印されている。
クライアントはスーパー、不動産、家電量販、スポーツクラブ、化粧品、家具、眼鏡、雑貨、携帯電話、飲食など地域限定を活かし種類も豊富だ。サイズも新聞折込とほぼ同様の大きさで、ゴールデンウイーク前の4月26日版は23枚。業種意的には不動産が比較的多く、単身者、女性を意識したクライアントも目につく。
折込広告の最大の問題は消費者への到達率にあるが現在「タウンマーケットティーヴィー」の会員数は2,3万人で若年層が大半を占めると想像される。会員数の増減が今後の焦点になるが増えることはあっても減ることはないとの見方が強い。いずれにしても新聞折込に新たな強敵が参入してきたことは間違いない。
また媒体にテレビ番組を使用しているが、これは5年ほど前朝日新聞の系列のれんごうあさひ(RCA)が無読を対象に2週間分のテレビ番組表を媒体にチラシを折込んで宅配したケースがある。方法は違うがテレビ番組情報を媒体にしたことに変わりはなく、その意味では会員制という手法を採ったリクルートの戦略に目が離せない。同時にもし同社の折込戦略が軌道に乗った場合新聞業界はさらに打撃が加わることは言うまでもない。
【提供:新聞情報社】





























