JAROが総会、審査機能を強化
2008/06/09 更新
日本広告審査機構(JARO)は3日、東京・丸の内の東京会館で通常総会を開き、07年度事業、同収支決算、同事業計画などの議案を審議、承認された。辞任した理事の補選では、読売新聞東京本社社長・編集主幹の老川祥一氏ら5人が選任された。総会後は国連環境計画・金融イニシアティブ特別顧問の末吉竹二郎氏が「地球温暖化が変える企業経営」と題し記念公演を行い、各国のCO2対策の現状と見通し、CO2対策が暮らしや経済に与える影響などについて話した。
総会の冒頭、村上正敏理事長があいさつに立ち、景気動向や原油高など最近の経済動向について触れ、「先行き、広告関連も影響を受けざるを得ない」と懸念を表明した。また、景品表示法などの改正や、消費者庁設置の動きなどを受け、「JAROの活動も、そういう観点から審査、業務運営が必要になっている」と述べた。
承認された08年度事業計画では、審査機能の充実、組織・財務体質の強化、PR活動の積極的展開、国際研究交流活動――の4つが柱。審査機能の充実では、①これまでに蓄積された相談事例データから、苦情内容の変化や苦情申し立て者の年代別・地域別傾向などの分析を進める②オリコミ会社やスポーツ紙との連絡を密にし、情報発信を強化③会員向けデータベースの運用――に重点的に取り組むとした。このほか、業務量の拡大に伴い、事務所スペースが手狭となっていることから、東京事務局を移転することも承認された。
◆日本広告審査機構理事(敬称略)
▽上野徹(文藝春秋代表取締役社長)▽老川祥一(読売新聞東京本社代表取締役社長・編集主幹)▽島田昌幸(テレビ東京代表取締役社長)▽豊田皓(フジテレビジョン代表取締役社長)▽川崎清(資生堂取締役執行役員常務)
【辞任】一橋忠、白石勝、菅谷定彦、滝鼻卓雄、日枝久
【提供:新聞情報社】





























