中国新聞会員制度が交通事業者、銀行などと提携
2008/09/11 更新
1枚で①広島県内の主な公共交通機関のプリペイド機能②簡単便利な非接触IC決算サービス(クイックペイ、VISAタッチ)③会員証として約4000店の加盟店で割引きなど各種サービスが受けられるカードが来春登場する。交通事業者、銀行、新聞社が提携するICカードは全国初。今後「簡単、便利さを追求し、全国でも例のない充実したカード」として話題になりそうだ。
会員数が42万人を超えた会員組織「ちゅーピーくらぶ」を有する中国新聞社は4日、広島県の交通事業者10社で構成するPASPY(パスピー)運営協議会(代表事業者:広島電鉄株式会社、大田哲哉社長)と広島銀行(角廣勲頭取)による新しいICカードの提携に合意した。
PASPYは、今年1月から運用を開始したチャージ式ICカード。広島県内の各バス路線や路面電車、広島高速交通(09年度から)などの乗車に使える。車内の専用機器に事前にチャージ(入金)したカードをかざせば運賃が支払え、7月末現在で既に約4万枚が発行されている。3月にはJR西日本発行のICOCAとも提携しており、PASPYエリアならば同カードでの乗車も可能となった。ただしPASPYによるJR線利用はできない。
今回新たに登場するカード「ひろぎんPASPY(仮称)」は、広島銀行がカード発行を担い、従来の機能に加え、後払い型電子マネーの「クイックペイ」か「VISAタッチ」の機能を追加できる。さらに中国新聞社の会員組織「ちゅーピーくらぶ」の会員証も兼ねており、レジャー施設や飲食店など同くらぶ約4000の加盟店で提示すれば、割引きなど各種サービスが受けられる。
広島市中区の広島商工会議所ビルで行われた調印式には、大田広島電鉄社長、角廣頭取、川本一之中国新聞社社長が出席した。新カードのデザインも披露された。
交通事業者と銀行、新聞社が提携する交通系カードは全国初の試み。来年春頃の発行予定で、初年度10万枚を目標にしている。
「ちゅーピーくらぶ」は今年6月、広島県庄原市の発行するカード「エール庄原」とも提携しており、今回の提携も運営協議会や広島銀行にとって同くらぶ会員数42万人と約4000もの加盟店の豊富なサービスが大きな魅力だったと思われる。
【提供:新聞情報社】





























