ライバル新聞店が共同でミニコミ創刊
2008/11/10 更新
藤枝市で異なる新聞を扱う藤枝江崎新聞店、いけたに新聞店、育伸社の3社は9月25日、藤枝市の地域情報紙月刊「むるぶ」を創刊した。「むるぶ」は読む、見る、遊ぶの語尾を合わせた造語で情報紙の枠を超えて行政のまちづくりと連動して豊かな地域を作っていくことを目的に創刊したものだ。発行部数は3万8000部。
発行元は有限責任事業組合「志太情報創造ネット」で、新聞販売店3店と地元の共立印刷の4社合同で設立したものだ。同じ地域の3系統の新聞販売店が印刷会社と協力して情報紙を創刊したケースは全国的にも見当たらない。
また「むるぶ」のユニークさは新聞折込で新聞購読者のみに届けることを原則にしていることだ。新聞の価値と情報紙の価値を強く意識しながら現読者への優遇を図ろうとする編集方針がはっきり現われている。
紙面はキーマン座談会、藤枝そこ知り物語、バトンリレー藤枝人、グルメリポート、便利情報カレンダー、インフォメーションの6分野でオールカラーの8ページ。創刊号は1面が藤枝駅周辺の再開発特集、2面は藤枝市の将来事業とまちづくりのキーマン座談会、3面は藤枝そこ知り物語「藤枝大祭」と北村正平藤枝市長へのインタビュー、4面と5面は洋菓子モンブンランのグルメリポート、6面は古紙回収日のマークが入った10月のカレンダー、7面と8面はインフォメーション欄で広告も1面から最終面まで充実している。
新聞折込の減少が全国的に急激化しているなか静岡県も例外ではない。その対処策として地域の3系統新聞販売店が印刷会社とコラボレイトしたのは初めてのビジネスモデルだろう。そういう意味でも今回の藤枝市の情報紙の発刊は注目に値する。
【提供:新聞情報社】





























