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アド協セミナーに206人

2008/12/08 更新

 日本アドバタイザーズ協会は11月27日、東京・築地の浜離宮朝日ホールで「生活者とコミュニケーションを成功に導く発想の転換」をテーマとしたセミナーを開いた。昨年の50周年記念セミナーを引き継ぐもので、会員社などから206人が出席した。
 冒頭、同協会の萩原淳セミナー委員長は「我々日本アドバタイザーズ協会では、昨年50周年記念セミナーとして『どう変わる、どう変える消費者コミュニケーション」というセミナーを開催し、消費者コミュニケーションのあり方をメインに信頼コミュ二ケーションの構築や、広告主と広告会社とのパートナーシップなどについて著名な方々にお話をいただいた。メディア環境や消費者の生活スタイルは激変している。今までのように一方的に消費メッセージを送るのではなく、双方向のコミュケーションがこれからは必要になる。今回のセミナーではどうのような生活コミュニケーションが必要になるか、第一線で活躍される方々のお話を参考にしてほしい」と挨拶した。
 続いて、ネイキッドコミュニケーションの前澤一成氏が「360度コミュニケーション時代のコミュニケーション戦略」について講演。このなかで前澤氏は「今の生活者は、必要な情報を選ぶだけでも生き残れる時代。我々もこれまでの消費者という観点を変えていかなければコミュニケーションの成功に結びつかない」と訴えた。
 「生活者コミュニケーションの広がりとクリエイティブの変化」をテーマに講演した、SPACE FILMSの代表でクリエイティブディレクターの高松聡氏は、電通時代に手掛けたという、2002W杯のパブリックビューイングや日清カップヌードルの「NOBODER」CMキャンペーンなどについての事例を紹介。また、「サントリーの生活者コミュニケーションに関する考え方と展開事例」では、サントリーの久保田和昌宣伝部長が、今年5月に開かれた島耕作の社長就任発表会による広告効果などを紹介した。
 「次世代マーケティングコミュニケーションと広告ビジネス」をテーマに講演したADKインタラクティブの横山隆治社長は、自社で取り扱うインターネット広告と既存のマス広告を比較し、「これまでの広告はどこに(どの枠に)出稿するかが重要とされてきたが、これからの広告は生活者が必要とするコンテンツをいかに届けていくことが重要になっていく」と強調した。
 講演終了後には、オグルヴィ・アンド・メイザージャパンの取締役共同会長で、チーフ・クリエーティブ・オフィサーの小田桐昭氏をコーディネイターに、前澤、高松、久保田、横山の各氏が「広告の枠を超えた生活者コミュニケーションへの期待と課題」をテーマにパネルディスカッションし、それぞれの立場から活発な意見を交換した。また、パネルディスカッションの冒頭には、カンヌ国際広告祭で昨年と今年のグランプリ作品3点が紹介された。

【提供:新聞情報社】


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