創業の地で創刊130周年を祝う――朝日新聞社
2009年1月29日 更新
朝日新聞の創刊130周年を記念する第10回朝日会全国大会が24日、創刊の地大阪のフェスティバルホールで開かれた。朝方からの小雪にもかかわらず、全国からASA所長と本社員計1250人が集まった。
司会の宮田和幸大阪本社販売局長補佐から、まず1月の請求定数と昨年行われた読者紹介運動で3万件の目標を大幅に超える成果が上がったことが報告されたあと表彰式に移った。対象は全国販売朝日賞38ASA、永年取引100年顕彰8ASA、創刊130周年記念特別増紙賞7ASA。全国販売朝日賞は吉田慎一常務取締役営業統括から、38ASAを代表して東京本社のASA成田NT西部・佐々木敬悦所長に表彰盾が手渡された。永年取引100年顕彰は秋山耿太郎代表取締役社長から、8ASAを代表して大阪本社のASA桂・小磯治樹所長に表彰状と黒木国昭製作の花瓶が手渡された。130周年を記念して設けられた特別増紙賞は、植田義浩取締役販売担当から各受賞者に授与された。
表彰式のあと演台に立った秋山社長は、130年間読者に支持してもらえる新聞を発行してこられたのは、雨の日も風の日も配達をつづけてくれた販売店のおかげだとお礼を述べたあと、創刊後まもなく編集主幹が退社して新しい新聞を発刊させようとしていた時期に、村山龍平翁が創刊1周年と1万部突破を記念して花火大会を開催し、沈滞した社内の空気と世評を吹き飛ばしたこと、「販売の父」と呼ばれた小西勝一が、人力車の親方と掛け合って、郵送地域だった近隣に新聞を運んで宅配地域に変えたこと、戦後は、共販から専売体制への移行後まもなく、業務局長だった永井大三が決めた大幅値上に、結局は他紙も追随して永井の評価が確立したこと、その永井の取締役解任をきっかけに「資本と経営の分離」への道が開けたことなど幾多の困難をのりきってきた先人たちの苦難のあとを振り返った。また販売店の先人としては、最近復刻された河内啓三元大阪朝日会会長の「朝日販売語録」、岩城武元東京朝日会会長の言葉を引いて、経営と部数に対する情熱こそが朝日新聞販売人のよきDNAだと述べ、最後に「店と社は運命共同体」という永井の言葉を引用し、「本社とASAの皆様方と手を携えて、ともにがんばりましょう」としめくくった。
植田販売担当は現在が100年に一度の経済危機の最中にあるとしながらも、「朝日の先人たちはもっと大きな問題を乗り越えてきた。直面する課題はASAの輝きをとりもどすことであり、着実な増紙を攻めとっていく以外にない」と述べ、ASAの自己変革、店力と従業員力の涵養を訴え、「次なる150年、200年に備えてともに頑張りましょう」としめくくった。
【提供:新聞情報社】





























