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読売出版広告賞表彰式 大賞は蟹工船

2009年2月2日 更新

 

 読売新聞社は1月27日、東京・丸の内の東京會舘で「第13回読売出版広告賞」の贈賞式を開催した。この賞は、出版界の発展と出版広告の活性化を主眼に創設された賞。13回目を迎えた今年は、2008年1月1日から12月31日までに、読売新聞に掲載された全ての出版広告5640点を対象とした。
 冒頭、大月曻取締役広告局長は「13回目を迎えます読売出版広告賞が創設された1996年も、バブル崩壊後にくすぶってきた金融危機が日本を襲う夜明け前といった状況だった。『100年に1度の津波』がウォール街を震源地に世界を揺さぶり続けている状況下でも、出版界にはミリオンセラーが続出するなど明るい話題があった。今後もこの賞が出版業界の発展と広告業界の活性化に少しでも寄与できれば」とあいさつした。
 贈賞式では、大月広告局長から各受賞者に表彰盾と賞金が手渡された。「蟹工船」(5月29日付朝刊掲載、全5段)で大賞(賞金100万円)を受賞した新潮社の佐藤隆信代表取締役社長は「蟹工船は去年の1月初めから話題になって、3月頃に7000部を重版した。それが昨年1年間で10万部を超える重版につながったが、こういった事につながった要因の1つに今回受賞した広告の出稿があげられると思う」と喜びを語った。
最後に、選考委員長を努める作家の井上ひさし氏が「大賞広告のすごいところは、蟹工船そのものの迫力もあるが、読売新聞に広告が載りながら、その広告のなかに読売新聞が載っているという2重、3重効果の面白さもある」と講評した。
 大賞以外の受賞作品は次の通り。【金賞】(表彰状、賞金50万円)=小学館「小学館の学習雑誌と学習ソフト」(1月1日付朝刊、全15段)【銀賞】(表彰状、賞金30万円)=講談社・週刊少年マガジン「主人公で、生きろ」(1月1日付朝刊、全15段)【銅賞】(表彰状、賞金20万円)=角川書店「角川文庫60周年シリーズ」(3月31日付ほか朝刊計10回シリーズ、全15段)【特別賞】(同)=扶桑社「ルーツ飲んでゴー!現代つぶやき辞典」(9月29日~計19回シリーズ、3段8割)

【提供:新聞情報社】


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